認識を問え・自己を問え・死を問え 芹澤数雄著 - 北樹出版の大学教科書

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認識を問え・自己を問え・死を問え

認識を問え・自己を問え・死を問え
芹澤数雄
価格: 2,400円+税

商品の紹介

社会病理の背景にある人間の「根拠なき不安」を解消するため、様々な哲学者の思想を継承しつつ新たな認識論を提言。「主客分離」による認識から「主客未分離」への移行により、際限なき欲望やニヒリズムからも自由になる道筋を指し示す。金融論・経済哲学を専門とする著者が、人間存在をその根底から問う渾身の書。




1 出発点を問う
 1 出発点を吟味する
 2 出発点の認識へ戻る
 3 システム、認識を問う
 4 根拠を失った社会を問う

2 認識を問え、自己を問え
 1 われわれは現象を認識しているにすぎない
 2 われわれはあるがままを認識してはいない
 3 物体は幻想だ、実在ではない
 4 私は幻想だ、実在ではない
 5 私は主人ではない

3 認識は生まれた
 1 進化が自我の認識を生んだ
 2 認識は無前提ではない

4 欺瞞と隠蔽のイデオロギーを問え
 1 欲望主義、功利主義を問え
 2 欺瞞と隠蔽で武装するイデオロギー

5 科学を問え
 1 科学は本質的問題に答えていない
 2 科学の認識は問われていない
 3 あろうことか、科学は哲学、宗教の主人となった
 4 哲学なき学問は学問ではない

6 死を問え
 1 死の恐怖と直面せよ
 2 死を実在すると勘違いする
 3 死の恐怖は生を隠す
 4 認識の木は死の木だ

7 幻想から覚めろ
 1 幻想から覚める
 2 非対称的認識を問う
 3 主客未分離を知っている
 4 背景があっての風景だ(脳を超える)

むすびにかえて

商品の詳細

ISBN: 9784779305023
判型: A5
ページ数: 234
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 2016年4月25日

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