【近刊】子どもを応援するための特別支援教育 曽山 和彦 編著 - 北樹出版の大学教科書

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【近刊】子どもを応援するための特別支援教育

【近刊】子どもを応援するための特別支援教育
曽山 和彦 編著
価格: 2,400円+税

商品の紹介

すべての教師、子どもに関わるすべての人が知っておくべき特別支援教育の必携書。現場を熟知する執筆陣が、制度、法律等を含む基礎知識を踏まえた上で、具体的な事例や対応策を子どもの育ちのより良いサポートにつながるように解説した実践の書。豊富な事例、具体的指導案の掲載、QRコードによる解説動画も視聴可能。


目次

序 章 「気になる子」支援の方向性を見る:「令和の日本型学校教育の構築を目指して」中教審答申より
 第1節 2020年代を通じ実現すべき「令和の日本型学校教育」の姿
 1.「個別最適な学び」とは 2.「協働的な学び」とは
 第2節 特別支援教育における「子どもの学び」の姿
 第3節 新時代の特別支援教育の在り方

第1章 特別支援教育論
 第1節 特別支援教育とは
 第2節 インクルーシブ教育(Inclusive Education)とは
 第3節 多様な学びの場とは
 第4節 今後の課題
 1.教職履修学生の「特別支援教育に関する専門性」をいかに高めるか 2.現職教師の「特別支援教育に関する専門性」をいかに高めるか 3.障害の有無にかかわらず、子どもたち同士の「かかわりの機会」をいかに用意するか

第2章 各障害種の理解と支援:特別支援学校特別支援学級の概要および具体的支援の実際
 第1節 特別支援学校
 1.特別支援学校とは 2.特別支援学校の教育課程 3.各障害種に応じた特別支援学校
 第2節 特別支援学級
 1.特別支援学級とは 2.特別支援学級の教育課程 3.各障害種に応じた特別支援学級
【コラム1 子どもを諦めない・見捨てない!】「せんせ、おめめきれい」:特別支援学級で出会った子ども

第3章 発達障害(LD、ADHD、ASD)の理解と支援:事例に基づく具体支援の実際
 第1節 発達障害の理解
 1.総論 2.学習障害(Learning Disability)の理解 3.注意欠陥多動性障害(ADHD: Attention Deficit Hyperactivity Disorder)の理解 4.自閉症スペクトラム障害(ASD)の理解
 第2節 事例に基づく具体的支援
 1.医学モデルから社会モデルへ 2.学習面の困難への支援 3.行動面の困難への支援:多動衝動性と不注意 4.行動面の困難への支援:対人関係やこだわり等
 第3節 インクルーシブ教育の理念を受けて

第4章 校内支援システムの構築:特別支援教育コーディネーターを中心に
 第1節 校内支援体制の概要
 1.チーム支援を具現化するためのシステムづくり 2.特別支援教育を行うための校内支援体制の整備
 第2節 支援システムの構築と運用
 1.支援の手順と支援システムの構想 2.T「特別な教育的支援を必要とする子ども」への校内支援システム 3.U「子どもの周りの支援者」への校内支援システム
 第3節 チーム支援の核となる特別支援教育コーディネーター
 1.特別支援教育コーディネーターの役割 2.特別支援教育コーディネーターに関する現状と課題

第5章 個別の指導計画・個別の教育支援計画の作成
 第1節 個別の教育支援計画・個別の指導計画とは
 1.作成の義務・努力義務 2. 2つの計画の違い
 第2節 障害の程度や学校・学級で異なる様式
 1.2つの計画の様式 2.計画の簡易な様式モデル
 第3節 個別の教育支援計画・個別の指導計画の作成手順と実施活用
 第4節 作成のポイントおよび具体活用の実際
 1.様式に記載する基本的な内容項目 2.障害特性に関連して記載 3.作成会議の場面 4.本人参画による2つの計画作成 5.実際の活用 6.評価と引継ぎ 7.まとめ

第6章 通級による指導、自立活動の理解:通級指導教室および自立活動の概要、事例に基づく具体指導の実際
 第1節 通級による指導
 1.通級による指導とは 2.対象となる障害 3.指導時間 4.通級による指導の開始から終了までの流れ 5.在籍学級との連携 6.通級による個別の指導計画 
 第2節 自立活動の理解
 1.自立活動とは 2.自立活動の内容 
 第3節 事例に基づく具体的指導と実際
 1.事例1:人間関係の形成がうまくできない児童生徒に対する指導 2.事例2:文字を書くことに抵抗のある児童生徒に対する指導 
【コラム2 子どもを諦めない・見捨てない!】通級指導教室(通級)の始まり

第7章 発達障害のある子が在籍する通常学級における学級づくり
 第1節 「ハンカチ理論=学級づくり」:教室でできる特別支援教育の「王道」
 第2節 発達障害のある子が在籍する通常学級における「学級づくり3ステップ」
 1.ステップ1:発達障害の理解 2.ステップ2:学級集団の理解 3.ステップ3:学級すべての子どものソーシャルスキル自尊感情育成 
【コラム3 子どもを諦めない・見捨てない!】大学で出会った忘れえぬ学生 

第8章 発達障害のある子が在籍する通常の学級における関係づくり:関係づくりの基礎・基本
 第1節 関係づくりで育てる「かかわりの力」
 1.教師のかかわりの力 2.子どもたちのかかわりの力
 第2節 関係づくりの基礎・基本
 1.関係づくりの第一歩 2.教師と子どもの関係づくり 3.子ども同士の関係づくり
 第3節 安心して過ごせるふれあいのある関係づくり

第9章 発達障害のある子が在籍する通常の学級における授業づくり:授業づくりの基礎・基本
 第1節 気になる子も溶け込む学習環境づくり
 1.人的環境を整える 2.物理的環境を整える 
 第2節 気になる子も溶け込む授業づくり
 1.個別の指導計画の効果的な活用 2.多動的・衝動的な行動への支援 3.どこに注意を向けるのかわからない子へ:注意をひくための工夫 4.記憶容量が少ない子へ:指示出しの工夫 5.説明を理解する力・手順や方法等を考える思考力の問題:説明の構造化 
 第3節 気になる子も溶け込む教師のはたらきかけ:子どもを変えようとするのではなく教師の指導行動を変える
 1.指導・支援のための観察記録 2.蓄積データの活用法 

第10章 母国語や貧困等から生ずる困難さの理解支援:事例に基づく支援の実際
 第1節 外国人児童生徒について
 1.日本語指導が必要な児童生徒 2.学校と地域・行政の支援
 第2節 貧困家庭の子どもたちについて
 1.貧困家庭の児童生徒 2.学校と地域行政の支援
【コラム5 子どもを諦めない・見捨てない!】通常の学級で出会った忘れえぬこども:通常の学級に在籍していた場面緘黙の生徒

第11章 保護者との連携:カウンセリング理論・技法を活用した相談の進め方
 第1節 安心できる関係をつくるために
 1.「価値観のずれ」を「関係性のずれ」にしないために
 第2節 傾 聴
 1.受容 2.共感 3.傾聴のための技法
 第3節 相談におけるかかわりのポイント
 1.面接を設定する 2.「子どものいいところ」を伝える 3.「悩み」と「目標」を共有する 4.保護者の取り組んでいることを応援する 5.障害の正しい理解を 6.保護者にアドバイスをする時のコツ 7.肯定的な表現を使う 8.具体的な表現を使う 9.子どもの問題行動や課題について伝える

第12章 専門機関、地域との連携
 第1節 連携の必要性
 1.なぜ、連携するのか 2.どこと連携するのか 3.どのように連携するのか
 第2節 専門機関との連携
 1.医療保健機関との連携 2.警察との連携 3.児童相談所との連携 4.労働関係機関との連携 5.放課後等デイサービス事業所との連携 6.外部専門家との連携
 第3節 地域との連携
 1.地域の教育力を生かした教育活動

第13章 特別支援学校との連携:特別支援学校のセンター的機能の活用
 第1節 特別支援学校のセンター的機能とは何か
 1.特別支援学校のセンター的機能の法制化 2.学習指導要領における規定
 第2節 特別支援学校のセンター的機能を活用するにあたって:秋田県を例に
 1.特別支援学校のセンター的機能の具体的内容 2.特別支援教育に係る自校の主体的取り組みへの助言援助
 第3節 特別支援学校のセンター的機能活用の実際
 1.A小学校における活用(通常の学級) 2. B小学校における活用(情緒障害特別支援学級、通常の学級)

第14章 特別支援教育に関する主な法規等
 第1節 特別支援教育推進のための法規等
 1.教育基本法:1947(昭和22)年、2006(平成18)年改正教育の機会均等 2.障害者教育基本法:1970(昭和45)年 3.発達障害者支援法:2004(平成16)年
 第2節 インクルーシブ教育システム構築に関する法規等
 1.障害者の権利に関する条約(障害者権利条約):2006(平成18)年 2.共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告):2012(平成24)年 3.障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(障害者差別解消法):2013(平成25)年
第3節 個々の教育的ニーズに応じた特別支援教育の推進に関する法規等
 1.特別支援教育の推進について(通知):2007(平成19)年 2.学校教育法:1947(昭和22)年 3.学校教育法施行令:1953(昭和28)年 4. 学校教育法施行規則:1947(昭和22)年

第15章 教師・保護者が「一緒に」子どもを育てる
 第1節 保護者の「オニの心」の背景にあるもの
 第2節 「オニ」の心の鎮め方:豆まき理論
 1.名前を大切にする 2.「現実の打ち出の小槌」を振る 3.最強最高「最幸」な言葉「ありがとう」を馴染ませる 4.一緒に子育てという「登山」をする 5.うまくやれている時を逃さず言葉をかける 6.笑顔をその瞬間につくる 7.「私」の思い気持ちを語る 8.「手柄」はすべて保護者に返す


執筆者紹介

曽山 和彦(そやま かずひこ)(編者、序・1・7・15章)名城大学教授
岸田 優代(きしだ まさよ)(第2章)信州大学非常勤講師
高橋 あつ子(たかはし あつこ)(第3章)早稲田大学大学院教授
堀部 要子(ほりべ ようこ)(第4章)名古屋女子大学准教授
三浦 光哉(みうら こうや)(第5章)山形大学大学院教授
吉田 小百合(よしだ さゆり)(第6章)児童支援、放課後等デイサービスあさみや代表、名城大学非常勤講師
丹羽 友佳(にわ ともか)(第8章)名城大学非常勤講師
鹿嶋 真弓(かしま まゆみ)(第9章)立正大学教授
勝田 拓真(かつだ たくま)(第10章)名古屋女子大学講師
大竹 直子(おおたけ なおこ)(第11章)千葉大学総合安全衛生管理機構、カウンセラー
小山 高志(こやま たかし)(第12章)秋田県教育庁特別支援教育課指導チームチームリーダー
清水 潤(しみず じゅん)(第13章)秋田県立大曲支援学校せんぼく校、副校長
藤井 慶博(ふじい よしひろ)(第14章)秋田大学大学院教授

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0743-0
判型: A5並
ページ数: 184
ジャンル: 教育
刊行年: 2024年3月

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