|
対話としての質的研究
伊藤 哲司著
価格: 1,600円+税
|
商品の紹介
質的研究とは何か。基礎知識を分かりやすく、バランスよく具体的に解説すると共に、実践をしながら読み進められるよう編まれたユニークな入門書。
〈著者紹介〉
伊藤 哲司(イトウ テツジ)
茨城大学人文社会科学部教授。 専攻は社会心理学、ベトナム文化研究。名古屋大学大学院文学研究科(心理学専攻)満期退学。博士(心理学) 主著『ハノイの路地のエスノグラフィ:関わりながら識る異文化の生活世界』(ナカニシヤ出版)、『新版 21世紀を生きる社会心理学:人間と社会の探究のためのレッスン』(北樹出版)他多数。
〈目次〉
序章 世界を質的に捉えるということ 第1章 人間を「みる」 導入編 カメラマンになってみる 実践編 身近な人のポートレート 理論編 崩壊する客観的観察:映画「キッチン・ストーリー」を見る 第2章 語りを「きく」 導入編 インタビュアーになってみる 実践編 職人たちの二十歳のころ 理論編 食い違う語り:小説『藪の中』の声を聞く 第3章 資料を「しらべる」 導入編 新聞記者になってみる 実践編 あの時代の社会背景 理論編 他者と出会い自分を知る:時代・社会を調べる 第4章 レポートを「かく」 導入編 作家になってみる 実践編 宇宙人からみた日常の風景 理論編 言霊へのアプローチ:豊かな言葉で書く 第5章 結果を「考える」 導入編 研究者になってみる 実践編 映画を媒介した対話 理論編 新たな発想の生成:KJ法を通して考える 第6章 質的研究、さらに一歩先へ 目的編 質的研究は何を目指すのか 方法編 自然科学の作法、人間科学の発想 応用編 本書をもとにしたレポート課題 発展編 質的研究をさらに学ぶために 終章 質的研究者は対話する:インターローカルに生きる方法
|
商品の詳細
ISBN: 9784779306983
判型: 四六並
ページ数: 166
ジャンル: 心理
刊行年: 2022年10月5日
|