恒心 杉本 稔著 - 北樹出版の大学教科書

北樹出版の大学教科書

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恒心

恒心
大学人の終わりなき旅
杉本 稔
価格: 1,500円+税

商品の紹介

大学に身を置く人間には3つの重要な役割がある。
その1は言うまでもなく研究者としての役割である。大学院時代から、というよりも学部生の頃から政治学の面白さに惹かれ本格的な研究に憧れを抱いていたが、まさに「みちくさ」を食みながら学部卒業後5年にしてようやく大学院に進学して研究のほんのまねごとをするようになった。大学人とはこのように自らの意思で、まさに生涯をかけて自分の好きな研究に取り組む人間なのであろう。
第2は教師としての役割である。もしすべての研究者が自らの関心の趣くままに自身の研究にのみ専念していたら、大学は成り立たないだろう。研究者にはもう1つ、教師としての役割があることを忘れてはならない。長年にわたる自身の研究を通じて蓄積された知識や叡智は後世代に引き継がれなければならないし、後世代を育て上げることは研究者の責任でもある。
専任教員として大学に身を置いている者は、より良い大学を実現するために、大学の管理・運営にも責任を持つ必要がある。研究者として、あるいは教師として真摯にその役割を遂行しようとするならば当然、より良い研究環境やより良い学習環境の実現を求めるであろう。そのためには、やはり様々な形で大学の管理・運営に参加、協力し、理想の大学に1歩でも近づける努力を惜しんではならない。これが大学人の第3の役割である。
本書は、上述した大学人のこれら3つの役割に言及し、実際の著者が辿った大学生活を、研究・教育・大学の管理運営に即して分類整理し、著者を通して大学とは何か、研究者とは何かを探る。


〈目次〉
第1章 「終わりなき旅」の始まり
MY APPRENTICESHIP/みちくさ/現代ヨーロッパ政治史を学ぶために/西洋政治史の学び方/デモクラシーの政治学/緑陰の断層/  Over the Rainbow/蝉時雨/断層/素顔のJames Keir Hardie

第2章  大学教師の喜びと苦悩
ゼミ誌つれづれ/百周年記念シンポジウムに参加して/第1回OB総会に想う/「幸福の科学」事件に思う/政治学フォーラムとゼミナール活動/恒心/はじめの一歩/学生気質/『軌跡』10年の軌跡/スーパーモデルと聖女へのレクイエム/雀のお宿/長野オリンピックの年に/明日があるさ/ゼミナール20年の歩みを振り返って/曇りのち晴れ/百花繚乱/オリンピックの政治学/還暦を迎えて/YES WE CAN/未来にチャレンジ、そして世界に羽ばたく皆さんへ/逆風に敗けるな!/自主創造/全共闘世代からボランティア世代へのメッセージ/ホームカミングデーに向けて/映画で学ぶ西洋政治史/夢という光、希望という明りに導かれて/巻頭言

第3章 理想の大学像を追い求めて
日大法学部生よ、夢を持て!/「過去・現在・未来の学生」を視野に/日本大学法学部創設120周年を迎えて/2期目の抱負を語る/図書館つれづれ/決断の陰に/法学部の3.11/学者として、教育者として ポスト3.11社会をどう考えるか/自主創造の気概/ある日の副総長室/創立と創設の狭間で  


あとがき

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0673-0
判型: A5並
ページ数: 136
ジャンル:
刊行年: 2021年

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