文化とコミュニケーション 大屋幸恵編著 - 北樹出版の大学教科書

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文化とコミュニケーション

文化とコミュニケーション
叢書 現代の社会学とメディア研究 第2巻
大屋幸恵編著
内藤暁子編著
石森大知編著
価格: 1,800円+税

商品の紹介

文化とコミュニケーションの視点から、日本、そして社会の多様性を認識し、それらを多元的に捉え分析する。人間相互についての理解力、想像力を養う書。



第1章 コミュニケーションは文化を「かたる」
 0. はじめに
 1. バーバル・コミュニケーション
 (1-1:言葉によるコミュニケーション
  1-2:「意味するもの」と「意味されるもの」)
 2. ノンバーバル・コミュニケーション
 (2-1:ジェスチャー 2-2:空間認識 2-3:時間認識
  2-4:食やファッションをめぐる文化情報)
 3. 境界領域に対するコミュニケーション
 4. おわりに

第2章 異質な他者とのつきあい方
   ―異文化コミュニケーションから考える共生社会
 0. はじめに
 1. 異文化の内在的理解
 (1-1:異文化を認識する 1-2:自文化中心主義と文化相対主義)
 2. 文化のグローバル化とボーダレス化
 3. 内なる外国人としてのムスリム
 4. マイノリティという他者
 5. おわりに

第3章 グローバル時代における日本人の対人コミュニケーション
 0. はじめに
 1. 外国からみた日本社会・日本人に対するイメージ
 (1-1:日本社会に対するイメージ 1-2:日本人に対するイメージ 
  1-3:自信をもてない日本人?)
 2. 日本人の対人関係
 (2-1:自己認識のツールとしての日本社会・日本人論
  2-2:日本人の行動特性)
 3. 日本的コミュニケーションと文化的特性
 (3-1:日本語には主語がない?
  3-2:「高コンテクスト」文化と「低コンテクスト」文化
  3-3:相互承認のキーワードとしての「かわいい」)
 4. 日本人の対人コミュニケーション
 (4-1:対人コミュニケーションとは 4-2:「察し」のコミュニケーション
  4-3:察し文化の現在形としてのLINEスタンプ、絵文字・顔文字)
 5. グローバル・コミュニケーション・スキルとしての「おもてなし」

第4章 ジェンダー――隣のあなたと私の関係
 0. はじめに
 1. 古くて新しい同性婚
 2. 同性婚と「オジ」「オバ」の微妙な関係
 3. ジェンダー認識にみられる伝統と変容
 4. 映画作品にみるマオリのジェンダー像
 5. おわりに

第5章 日常生活のなかの宗教――超自然的存在とのコミュニケーション
 0. はじめに
 1. 宗教概念の起源
 2. 宗教を広くとらえる:その定義と分類
 3. ソロモン諸島のキリスト教とアニミズム
 4. 日本人の宗教に対する認識と実践
 5. 現代日本社会とスピリチュアリティ
 6. おわりに

第6章 映画作品から現代のポピュラー音楽を考える
 0. はじめに
 1. 映画のなかの音楽
 2. 想像としての経験
 3. ドラマにおける音楽の役割
 4. 音楽による人々の結びつき

第7章 観光イメージをめぐるホストとゲスト
 0. はじめに
 1. 人類学における観光研究
 2. ホストとゲストによるイメージへの対応
 (2-1:ゲストによる「南の島」イメージ
  2-2:ホストによるイメージの受容、具現化)
 3. ホストとゲストの相互関係
 (3-1:「本物」を求めるゲストと演出
  3-2:ホストによる「文化の客体化」
  3-3:イメージにない資源と文化創造)
 4. おわりに:多文化社会の課題と展望

第8章 近代スポーツとそのきしみ
 0. はじめに   
 1. スポーツとは何か?
 2. スポーツの世俗化
 3. メディアによるスポーツのイベント化
 4. スポーツとメディアの危うい共存関係
 5. 国家的儀礼と節合するスポーツ
 6. 市民参加型スポーツ・イベントの隆盛

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0504-7
判型: A5並
ページ数: 132
ジャンル: 社会
刊行年: 2016年7月5日

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