アメリカインディアン法研究(U) 藤田尚則著 - 北樹出版の大学教科書

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アメリカインディアン法研究(U)

アメリカインディアン法研究(U)
国内の従属国
藤田尚則
価格: 9,500円+税

商品の紹介

第一章 インディアン
第一節 序論
第二節 インディアン部族
T 連邦による部族の承認の意味
U 部族としての地位を決定する連邦の権限
V 承認をめぐる初期の判例展開
W 連邦法律のインディアン部族への適用問題
X インディアン部族の承認手続
Y 管理終結法とインディアンの法的地位
Z 管理終結された部族の権利回復
[ 州によって承認された部族
第三節 インディアン
T “Who is an Indian within the meaning of that Act”
U 構成員資格の決定と連邦政策の変遷過程
V 構成員資格を決定する部族の権限と連邦の権限
W 連邦法に見るインディアンの定義の類型化
X 婚姻による権利の得喪

第二章 インディアン・カントリー
第一節 序論
第二節 1948年法制定前のインディアン・カントリー
T インディアン・カントリーの不明確性
U 判例の展開
第三節 合衆国法律集第18編第1151条
T インディアン保留地―第1151条第a項―
U 従属的インディアン・コミュニティー―第1151条第b項―

V 割当地―第1151条第c項―
第四節 管理終結法、余剰土地法
T 問題の所在
U 管理終結法、余剰土地法

第三章 部族主権
第一節 序論
第二節 主観概念と部族主権
T 不思議な主権国家
U 主権概念の二面性と部族主権
第三節 部族主権と条約
T アメリカ・インディアン法における条約の位置づけ
U 連邦政府による条約の運用
V 条約の解釈をめぐる裁判法理
W 条約の今日的意義
第四節 部族主権と裁判法理
T 固有の主権の法理
U 発見の法理―M'Intosh 事件―
V 国内の従属国の法理―Cherokee Nation 事件―
W 部族の政治的独立の法理―Worcester 事件―
X その後の判例の動向

第四章 部族憲法
第一節 序論
第二節 IRA憲法
T インディアン再組織法とIRA 憲法の制定
U インディアン再組織法改正とIRA憲法
V IRA法人設立特許状
第三節 非IRA部族憲法、不文憲法
T 非IRA部族憲法
U 不文憲法
第四節 部族憲法の基本構造
T 概説
U 部族議会
V 行政機関
W 司法機関
X 人権保障
小括

第五章 部族裁判所
第一節 序論
第二節 インディアンの司法制度の形成
T 伝統的紛争解決のメカニズム
U インディアン犯罪裁判所
V 「インディアン再組織法」と部族裁判所
W 部族裁判所と連邦法
第三節 部族裁判所の権限の根拠
T 条約締結時代とその終了
U 部族主権
V 合衆国憲法
W 独自の部族機関
第四節 部族裁判所の刑事管轄権
T 刑事管轄権に関する連邦法律
U 部族裁判権
V 合衆国最高裁判所における判例理論の展開
W 刑事管轄権の図式化
第五節 部族裁判所の民事管轄権
T 総説
U 立法権限と司法権限
V 事物管轄権
W 対人管轄権
X 領域的管轄権
小括

第六章 信託責任
第一節 序論
第二節 インディアンへの信託責任の起源
T 条約及び合意
U 合衆国憲法
V 合衆国最高裁判所判決
W 連邦法
第三節 インディアンへの信託責任の定義
T 総説
U 1977 年アメリカ・インディアン政策審査委員会報告書
V 受託者及び受益者
W 信託財産
第四節 判例法における信託法理の発展
T 信託法理の受容
U インディアンの利益保護の手段としての信託法理の発展
V 合衆国対ミッチェル事件―金銭賠償をめぐる判例法理の展開―
第五節 信託責任の理論的根拠―学説の展開―
T 問題の所在
U 「主権的受託者職務」論
V 自律原理論
W 「社会契約」パラダイム論
第六節 連邦政府と信託責任
T 合衆国議会と信託責任
U 連邦政府行政機関と信託責任

商品の詳細

ISBN: 9784779303623
判型: A5
ページ数: 760
ジャンル: 法律
刊行年: 2013年4月

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