|
格差をこえる男と女
伊藤朋子 著
井部俊子 著
原山 哲 著
P.モッセ 著
価格: 2,000円+税
|
商品の紹介
第1章 社会は多次元である―ブルデューの階級社会論を批判しよう 1.偉大であること、悲惨であること 2.オールターナティヴ・セオリー 3.語りとしての再生産 4.ライフスタイルをつくる 5.対立のなかに妥協をさがす 6.多次元の生き方さがしは、まず、言葉で表現すること 7.しごとで自分が承認されることは必要か?
第2章 しごとへのコミットメントのゆらぎ 1.かかわることを求める男―Young Men *組織にかかわること *しごとへのコミットメントが結婚への前提 *知識は個人で 2.たやすく社会参入する女―Young Women *男性と同じにかかわるのか *男性よりはやくにコミットメント を実現するのか *知識は個人だけではなく専門学校やセミナーで 3.会社を続けるのが男か―Car Life Advisers *会社がキャリアをつくる *男性が多数派である *仕事を変えてもよい *知識は会社と個人の両方で 4.プロフェッショナルの女―Nurses *資格を生かしてキャリアをつくる *女性が多数派である *継続教育:仕事の知識は病院と個人で
第3章 しごとの関係のラビリンス 1.男の親しい人間関係―Young Men *自分さがしの人間関係 *ジョブカフェへの期待はカウンセリング 2.女は人間関係にこだわらないか?―Young Women *自分さがしは男ほど重要ではないか? *ジョブカフェへの期待は情報 3.競争は男の個人主義か?―Car Life Advisers *個人の業績と信頼との間 *会社グループへの期待 4.技術を女が問い返す―Nurses *患者との関係とチームワークの重視 *行政への期待 VS 働く条件の改善
第4章 異なるプロフィールの重なり合い 1.回答カテゴリーとグループとを空間に位置づける 2.他者からの承認、言語表現の周辺 3.市場での個人の競争、技術のチームによる適用 4.四つの場所のつくり方 5.異なる文化のレパートリーの顕在化 6.男女の差を若者がのりこえるのか?
第5章 フランス・モデルは日本で取りいれられるのか?―しごとのフレキシビリティについて 1.国民社会のコンテクストにおける「まとまり」 2.フランスは日本より効率を重視しているかもしれない 3.プロフェッション化をめざすフランス―若者、自動車販売、看護師 *若者就業支援 *自動車販売のディーラー *ケア労働の場合
|
商品の詳細
ISBN: 9784779302503
判型: 四六並
ページ数: 156
ジャンル: 社会
刊行年: 2010年10月10日
|