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「道徳」としての「誰でもの信仰」
上寺常和著
価格: 2,500円+税
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商品の紹介
序論 第一章 一九三〇年代のアメリカとデューイ―そして日本の現状 1 はじめに 2 『誰でもの信仰』の背景 3 一九三〇年代のアメリカと宗教論争 4 アメリカ民主主義の危機とデューイ 5 宗教と道徳教育 6 「宗教」と「宗教的なもの」 7 『誰でもの信仰』の射程―現代日本の課題とデューイの宗教論
第二章 「宗教」から「宗教的」へ 1 デューイのソヴィエト体験 2 「宗教的なもの」の要請 3 デューイの宗教観と「人間主義者宣言」 4 デューイにおける「宗教的なもの」の意味
第三章 『誰でもの信仰』―宗教から「宗教的」ヒューマニズムへ 1 科学と宗教 2 『誰でもの信仰』の「宗教観」 3 「ヒューマニシティック」な「宗教」 4 デューイの思想と「宗教的」な道徳
第四章 「習慣」としての「道徳」―『人間性と行為』を手がかりに 1 人間性と習慣 2 「人間性」と「習慣」から見た「道徳」 3 経験と習慣 4 科学的人間観とデューイの「『道徳』論」
第五章 デューイの思想における「質」の「経験」 1 自然主義と「経験」 2 「高等動物」の構造 3 「質」の経験 4 インターラクションから トランザクションへ
第六章 「質」の経験の諸相 1 芸術的経験における「質」の問題 2 「質」経験としての芸術 3 「衝動性」と「習慣」 4 習慣と知性について 5 直接経験と反省的経験 6 「芸術経験」から「宗教経験」へ 7 「感情(feeling)」と「こころ(mind)」 8 「問題解決」と「こころ」 9 「情的」なものと「意識的」なもの 10 「志向作用」と「探究過程」
第七章 「宗教的体験」と教育―新たな民主主義社会の行動規範を目指して 1 現代社会の閉鎖的体験 2 日本の教育現場の現状 3 デューイの「宗教的なもの」の可能性 4 「知性」と「宗教的なもの」 5 「宗教的経験」と道徳 6 結びとして―「宗教的なもの」を通しての民主主義社会への貢献
あとがき 文献目録 文献目録
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商品の詳細
ISBN: 9784779302121
判型: A5
ページ数: 180
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 2010年4月1日
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