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峰島秀雄先生傘寿記念論文集編集委員会 編
価格: 3,800円+税
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商品の紹介
「いのちの流れ」―その実感について 第1部 比較の「いのち」―摂取と洞察 1.光の形而上学と類比の論理における諸相 2.空海の『十住心論』とヘーゲルの『精神現象学』―その比較の可能性 3.宗教的自覚における否定性の由来―媒体性の現象学と唯識三性説 4.マンダラについて 5.道元と親鸞の「仏性」観をめぐる比較思想的探究 6.「きれいは汚い、汚いはきれい」の論理可能性 7.比較思想の21世紀的意義 −比較思想学とその基盤としての寛容思想 第2部 東洋の「いのち」―無為と願海 1.『妙法蓮華経』の言辞(nirukti) 2.盤珪永琢について―人とその禅風 3.東洋的な生きかた―老荘の世界 4.「無常」と「断常二見の不当性」の一考察 5.法然と親鸞―往生観の違いから見えてくるもの 第3部 西洋の「いのち」―思索と遡及 1.「デューイの詩」をめぐる物語(モノガタリ) 2.人間経験における宗教的なもの−デューイの宗教論 3.ヤスパースの包越者論と環境倫理 4.クザーヌスにおける理性の普遍性と哲学の複数性―『信仰の平和』を中心にして 5.カンタベリーのアンセルムスにおける寛容の思想 6.ソクラテスの生き方 第4部 文化と「いのち」―伝統と創出 1.雅楽の精神的源泉 2.「生田長江」―その一生、戸籍簿のことなど 3.「いじめ」の言説についての一考察― M・フーコーの言説論の視点から 4.遺伝子と倫理 5. 動物の心と言語 6.仏式結婚の創出―明治期における教義と儀礼 欧文論文 Hyle, Body and Life
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0191-9
判型: A5
ページ数: 352
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 20090810
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