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宗教・哲学・科学・を中心として
鎌井敏和
泉谷周三郎
寺中平治編著
価格: 2,300円+税
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商品の紹介
【目 次】
第1章 中世の自然哲学からF.ベーコンへ 1 Naturaの二義――「本性」と「自然」 2 「12世紀ルネサンス」における「自然」の発見 3 盛期スコラ学におけるアリストテレス的自然学 4 中世末期の自然学と唯名論 5 フランシス・ベーコンの思想
第2章 ケンブリッジ・プラトン学派とその周辺 1 ルネサンス・ヒューマニズムとその伝播 2 リアリズムの人間観――トマス・ホッブズ 3 ケンブリッジ・プラトン学派 4 ジョン・ロックとその後
第3章 近代科学の成立と宗教 1 科学革命 2 ベーコンとロイヤル・ソサイエティ 3 ボイルにおける化学と宗教 4 ニュートンにおける物理学と宗教(1) 5 ニュートンにおける物理学と宗教(2)
第4章 理神論の系譜 1 イギリス革命とキリスト教 2 ハーバート卿の『真理論』 3 ホッブズとスピノザの政治神学 4 プラントの反教権主義 5 ロックとトーランド 6 ティンダルと開かれたヨーロッパ 7 理神論の衰退
第5章 バークリにおける神と原因 1 ヒュームの「因果の規則説」 2 バークリ『視覚新論』の先駆的議論 3 規則説の困難 4 「真なる原因」への挑戦 5 神の精神に向けて 6 神という究極の他者性 7 「人格=精神」という原因
第6章 ベンサム、J.S.ミルと宗教 1 産業革命 2 ベンサムの思想形成 3 ウィリアム・ペイリーの思想 4 ペイリーとベンサムの相違点 5 推理する機械と「時代の精神」 6 カーライルと『衣服の哲学』 7 ミルの宗教思想
第7章 アングリカニズムとダーウィニズム 1 苦悩の時代 2 ダーウィンの進化論 3 宗教界の混迷 4 広教会派の出現 5 古典的教養主義 6 教養主義のゆくえ
第8章 ホワイトヘッドにおける宗教・哲学・科学 1 数学者・論理学者から哲学者へ 2 エコロジカルな哲学思想 3 価値のエコロジカルモデル 4 ホワイトヘッドの神 5 コスモロジーへの回帰
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商品の詳細
ISBN: 4893846744
判型: A5
ページ数: 184
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 1998
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