教師と学生が知っておくべき特別支援教育【改訂版】 北島善夫・武田明典 編著 - 北樹出版の大学教科書

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教師と学生が知っておくべき特別支援教育【改訂版】

教師と学生が知っておくべき特別支援教育【改訂版】
北島善夫・武田明典 編著
価格: 1,800円+税

商品の紹介

特別支援教育の分かりやすいテキスト。主に発達障害支援を軸に、子どもたちの特徴や特別支援教育の現状、また多様な教育支援体制とそのポイントを解説。用語解説を伏し最新トピックも盛り込んだ、充実の入門書。

目次

第T部 特別の支援を必要とする子どもたちの特徴・発達
第1 章 特別支援教育とは
  はじめに
  第1 節 特別支援教育の理念と基本的な考え方 
     1.特別支援教育の理念 2.学校教育法による規定 3.特別支援教育の基本的な考え方
  第2 節 特別支援教育と関連した理念 
     1.ノーマライゼーション 2.インクルージョン 3.特別な教育的ニーズと、特別なニーズ教育
  第3 節 盲・聾・養護学校の義務制、特殊教育制度から特別支援教育制度へ 
     1.わが国における障害児教育の始まり 2.盲・聾・養護学校の義務制 3.特別支援教育制度と国際的なスタンダードに向    け(15) 4.歴史から次代へ
  第4 節 特別支援教育の課題と今後のあり方 
     1.特別支援教育の課題 2.多様な子どもたち一人ひとりの状況に応じた教育
  おわりに 
第2 章 通常学級や特別支援学級で学ぶ子どもたちの生理・病理的理解
  はじめに 
  第1 節 発達の遅れや病気のある子どもたち 
     1.子どもの発達とは 2.支援が必要な子どもたちの原因疾患
  第2 節 情緒や行動に問題を抱える子どもたち 24
     1.発達障害の医学的理解 2.不安と攻撃性のメカニズム
  第3 節 子どもを取り巻く生活環境
     1.睡眠・食事・運動 2.家族支援の重要性
  おわりに 
第3 章 特別支援学校で学ぶ子どもたち0
  はじめに 
  第1 節 特別支援学校とその対象 
     1.特別支援学校とは 2.対象となる児童生徒の障害 3.特別支援学校の目的と教育内容
  第2 節 特別支援学校で学ぶ子どもたちの障害と教育 
     1.視覚障害 2.聴覚障害 3.知的障害 4.肢体不自由 5.病弱・身体虚弱 6.上記以外の障害
  第3 節 特別支援学校の現状 
     1.交流及び共同学習 2.地域におけるセンター的機能 3.通常学級での配慮
  おわりに 38
 【コラム1】特別支援学校ってどんなところ!? 
第U部 特別の支援を必要とする子どもたちの教育課程・指導法
第4 章 通常学級での支援
  はじめに 
  第1 節 通常学級における特別支援教育 
     1.通常学級における特別支援教育の現状 2.通常学級におけるRTI に基づく支援 3.インクルーシブ教育システムの構築に向けた要件
  第2 節 学級全体への支援 
     1.ユニバーサルデザイン 2.授業における配慮 3.対人関係面での学びへの取り組み
  第3 節 個に応じた支援 
     1.実態把握 2.行動面に対する支援 3.学習面に対する支援 4.対人関係面に対する支援
  おわりに 52
 【コラム2】特別の支援を必要とする幼児の保育 
第5 章 通級による指導
  はじめに 
  第1 節 通級による指導とは:趣旨・経緯と制度的位置づけ 
     1.趣旨・経緯 2.制度的位置づけ
  第2 節 「通級による指導」の形態・内容・方法 
     1.実施形態と指導形態 2.指導内容 3.障害種別の指導内容・方法
  第3 節 「通級による指導」の留意点 
     1.特別支援学級と通級指導教室の棲み分け 2.通常学級担任と通級指導担当者との連携・協力と保護者指導支援 3.「移行・接続」の進路指導 4.不登校の児童生徒通級指導の利用
  おわりに 
第6 章 個別の教育支援計画・指導計画
  はじめに 
  第1 節 「個別の教育支援計画」について 
     1.個別の教育支援計画の制度上の位置づけ 2.「個別の教育支援計画」に含まれる内容 3.作成や活用にあたってのポイント
  第2 節 「個別の指導計画」について 
     1.個別の教育支援計画の制度上の位置づけ 2.「個別の指導計画」に含まれる内容) 3.作成や活用にあたってのポイント
  第3 節 2 つの計画について、ライフステージ別の要点 
     1.乳幼児期 2.小学校や中学校 3.高等学校
  おわりに 
第7 章 学校の支援体制とネットワークづくり
  はじめに 
  第1 節 特別支援教育を支えるシステムづくり
  第2 節 学校内における支援体制 
     1.校内委員会 2.特別支援教育コーディネーター 3.個別の教育支援計画、個別の指導計画の作成 4.特別支援教育支援員の活用 5.スクールカウンセラー(SC)、スクールソーシャルワーカー(SSW)
  第3 節 地域・関係機関との連携体制 
     1.特別支援連携協議会等の設置 2.特別支援学校との連携(特別支援学校コーディネーター) 3.専門家チーム、巡回相談の活用 4.学生支援員を活用した支援 5.学校間の移行とその他機関との連携
  第4 節 連携に必要な資質・技能:カウンセリングマインドとファシリテーション 
     1.カウンセリングマインド 2.ファシリテーション
  おわりに 
 【コラム3】発達障害のある大学生と障害学生支援 
 【コラム4】試験における合理的配慮
第8 章 障害はないが特別の教育的ニーズのある子どもたち
  はじめに 
  第1 節 外国籍の子どもへの配慮 
     1.文化的価値観の相違問題を抱える子どもへの配慮 2.言語習得の問題を抱える子どもへの配慮
  第2 節 貧困や経済的問題など家庭的な問題を抱える子ども 
     1.貧困について 2.貧困問題を抱える子どもへの配慮
  第3 節 性的マイノリティの子どもへの配慮 
     1.LGBTQ+ について 2.性同一性障害(性別違和)の子どもへの配慮
  第4 節 緊急支援、その他の配慮が必要な子ども 
     1.災害や事件などによる緊急支援 2.反社会的問題行動の子ども 3.不登校、家庭訪問・放課後・保健室・相談室登校の子どもへの配慮 4.医師の診断を受けていない・特別支援を希望しない子どもへの配慮
  おわりに 
 【コラム5】貧困家庭の児童生徒への支援
 【コラム6】外国籍児童生徒への支援

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0771-3
判型: B5並
ページ数: 112
ジャンル: 教育
刊行年: 2024年04月25日

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