|
蜂屋賢喜代 著
名倉幹 校訂
価格: 2,400円+税
|
商品の紹介
蜂屋賢喜代(はちや よしきよ:清沢満之門下で大正末期〜昭和中期にかけて大阪を中心に活躍した真宗大谷派の僧侶)の初期の文集。
誰にでも起こりうる日常の悩みごとに寄り添うように、具体的かつ読みやすく綴られた書。大正13(1924)年に発刊されたものに三篇の増補を加え昭和8(1933)年に成同社から再刊されたものをこのたび校訂し、復刊。 校訂にあたって、旧字体を新字体に、旧仮名遣いを新仮名遣いに改めるとともに、用語の不統一の是正をできるだけ図った。さらに、引用されている経典、お聖教の本文を可能な限り真宗聖典(真宗大谷派発行)に準拠して改めた。
〈目次〉
遊戯三昧 腹の立たぬようになりたい 愛について 念仏 老人道 よろこび 財界の動乱について 善悪になやむ人に与う 菩提心と人間愛 宗祖聖人を懐う 救いということ 女の友への返事 人間愛 罪を知るは仕合わせなり 弟よ 愛の悩み(一) 愛の悩み(二) 己れ一人の道 幣原新治郎翁 報恩講 第十七の本願 第十八の本願 第十九の本願 第二十の本願 関東の大震災に就いて 慰問の辞 吾人の上に降れる自然の大教訓 喜べるだけ喜べ 其のままに念仏すべし 涅槃について
校訂者あとがき
〈著者紹介〉
蜂屋 賢喜代(ハチヤ ヨシキヨ) 1880年9月10日 大阪市東区谷町慶徳寺に生まれる 1905年 東京巣鴨、真宗大学本科(現大谷大学)卒業 1924年 光照寺(大阪・天王寺区)住職となる 1964年12月13日 逝去 著書に『蓮如上人御一代記聞書講話』『正信偈講話』『四十八願講話』『人間道』『病める人へ』『聞法の用意』『苦の探究』『歎異鈔講話』等
〈校訂者紹介〉
名倉 幹(ナクラ ミキ) 1962年 京都市に生まれる 1987年 神戸大学経営学部卒業、住友銀行入行 2006年 真宗大谷派(東本願寺)にて得度 2012年 ニューヨークに渡り、真宗大谷派北米開教使として現在に至る
|
商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0718-8
判型: 四六並
ページ数: 288
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 2023年8月10日
|