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古代哲学と近代哲学
金子佳司
価格: 1,800円+税
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商品の紹介
私たちは近代哲学に見られる機械論、個人主義、進歩史観に大きな影響を受けている。これらは人類普遍の思想のように思われているが、実際には、近代西欧の特殊事情から生まれたものである。私たちはこの事実に気づくべきではないか。純粋な知的活動としての哲学の始まりである古代ギリシアの哲学と、そこから大きく変化する近代ヨーロッパ哲学をその違いを交えながら読み解く。哲学の初心者にも理解しやすいように、哲学とは何か、哲学の考え方を丁寧に紹介した書。
〈目次〉 はじめに──哲学とは何か 古代哲学と近代哲学 第1部 哲学の起源──古代ギリシア哲学 哲学の始まり 1 ミレトス派 @タレス Aアナクシマンドロス Bアナクシメネス 2 ピュタゴラス 3 ヘラクレイトス 4 エレア派 @パルメニデス Aゼノン 5 エンペドクレス 6 アナクサゴラス 7 原子論 8 ソフィスト 9 ソクラテス 10 プラトン @現実と哲学 Aイデア論の世界観 B想起説 11 アリストテレス @第一哲学=形而上学 A実践哲学 12 エピクロス 13 ストア派
第2部 哲学の変貌──近代ヨーロッパ哲学 近代哲学の成立 哲学の近代西欧への伝承 哲学と科学 近代哲学成立の歴史的背景 1 デカルト @「我」の発見 A世界の認識 2 ホッブズ @世界観 A人間観と国家観 3 イギリス経験主義 @ロック Aバークリー Bヒューム 4 フランス啓蒙主義と産業革命 @啓蒙主義の時代 A産業革命 B近代合理主義 5 カント @認識論 A道徳論 6 ヘーゲル @世界観 A国家観 7 マルクスの唯物史観 8 サルトルの実存主義
あとがき
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0680-8
判型: A5並
ページ数: 156
ジャンル: 哲学・倫理・宗教
刊行年: 2022年4月1日
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