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保育・教育における保健衛生の基礎と実践
山本 勇 監修
山本智子著
価格: 1,500円+税
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商品の紹介
「保育所保育指針」等の記述に基づき、小児保健衛生に関して保育・教育現場で必須となる基礎知識を解説するテキスト。専門性の高さは保ちつつ内容を選りすぐり、初学者にもわかり易く記述。新型コロナウイルス感染症等への対応や、医療的ケア児等を含む多様な保育等、現代の課題にもふれる。学習の成果を確認するために、章末・巻末に個人およびグループで取り組む課題を設定し、巻末課題には解答・解説を付した。(巻末解答用紙付)
目次
第1講 ガイダンス 第1節 「小児保健衛生」の内容 第2節 「小児保健衛生」の目標 第3節 本書の特色
第2講 「保育所保育指針」と子どもの保健 第1節 「保育所保育に関する基本原則」と子どもの保健 第2節 「保育の計画および評価」と子どもの保健 1 指導計画の作成 2 「養護」と子どもの保健 3 「保育の内容」および「保育の実施と配慮事項」ならびに「保育の実施に関して留意すべき事項」と子どもの保健 4 「健康及び安全」と子どもの保健 5 「子育て支援」と子どもの保健 6 「幼児教育を行う施設として共有すべき事項」と子どもの保健
第3講 個別および集団の保育における子どもの健康と安全の管理 第1節 日常の保育における保健活動 1 個の健康と集団の保健 2 健康診断の実施 3 感染症の集団発生予防 4 個別的な配慮を必要とする子どもへの対応 5 服薬援助の留意点 第2節 日常の保育における事故予防・安全教育 1 事故予防に対する取り組み 2 安全管理 3 安全教育
第4講 保育における子どもの健康管理に対する実施体制 第1節 組織的取り組みの重要性 第2節 子どもの健康管理にかかわる職員の職務分担 第3節 感染症の予防対策体制と安全に対する組織体制
第5節 保育環境の整備と保健 第1節 子どもの健康に影響を与える環境要因 1 家庭環境 2 保育所・幼稚園環境と地域環境 (1)人的環境の重要性 (2)友だち (3)低年齢児の保育環境 (4)遊び場の確保 (5)家庭や各専門機関との連携 3 社会的環境 (1)メディア・ネット社会 (2)消費社会 4 自然環境 (1)空気 (2)気温、湿度、気流 (3)日光 (4)公害 (5)下水の処理 (6)廃棄物処理 第2節 保育所における環境整備 1 温度・湿度・気流 2 換気 3 採光と照明 4 保育室内等の注意点 (1)事故予防 (2)火災対策 (3)騒音対策 (4)薬品管理 5 園庭や室外の遊び場の環境 (1)事故予防 (2)病気の予防 (3)不審者対応
第6講 保育現場における衛生管理 第1節 日常の保育での衛生管理 1 清潔・清掃 2 動物の糞害、害虫やネズミ等への対処 3 子どもへの衛生教育 4 職員の衛生管理 第2節 食虫毒・感染症発生時の衛生管理 1 食中毒発生時の対応 2 感染症発生時の対応
第7講 保育における子どもの事故と予防 第1節 子どもの事故の現状と特徴 1 子どもの事故の現状 2 子どもの事故の特徴 3 保育所内外での事故の種類 第2節 子どもの事故予防と安全教育 1 事故予防のための安全管理 (1)保育環境の整備 (2)子どもへの対応 2 具体的な事故予防対策 (1)窒息予防対策 (2)溺死予防対策 (3)交通事故予防対策 (4)災害時対策 3 子どもに対する安全教育 (1)1〜2歳頃の安全教育 (2)3歳以降の安全教育 (3)保育所等で行う安全教育
第8講 保育における救急処置 第1節 救急処置 1 事故や救急措置に対する心構え (1)救急処置の目的 (2)救急処理を行うときの注意事項 (3)日頃の心構え 2 救急処置の実際 (1)外傷 (2)出血 (3)頭部打撲 (4)熱傷(やけど) (5)異物による事故 (6)誤飲 (7)ねんざ・脱臼・骨折 (8)熱中症 (9)溺水 3 救急蘇生法 第2節 事故や災害等による心身への影響 1 心的外傷ストレス障害(PTSD) 2 心の問題への対応
第9講 子どもの精神機能の発達と保健 第1節 精神保健の意義と目的 第2節 精神の健康に影響する要因 1 基本的欲求 2 適応・不適応と欲求不満 3 適応機制(防御機能)
第10講 保育における保健計画の作成と活用 第1節 保健計画の意義 第2節 保健計画作成の手順と活用方法と健康教育
第11講 保育における保健活動の記録と自己評価 第1節 保健活動の記録 第2節 保健活動の自己評価 1 「保健目標・保健計画」の評価 2 「健康管理・保健衛生」の評価 3 「健康教育」の評価
第12講 ほけんだよりの計画 第1節 保育におけるほけんだよりの役割 第2節 ほけんだよりの計画(ワーク) 1 事例を検討する 2 保育所保育指針との関連を調べる 3 全体的な計画との関連性を確認する 4 子どもの発達段階との対応を考える 5 さらに必要な準備について検討する 6 作成のための役割分担を決定する
第13講 ほけんだよりの作成 第1節 ほけんだよりの対象年齢やテーマ等の設定 第2節 ほけんだよりの全体構成
第14講 ほけんだよりの発表および省察 第1節 ほけんだよりの発表 第2節 ほけんだよりの内容および発表の省察 1 自身の発表についての成果と課題 2 他者の発表についての成果と課題
学習成果の確認 あとがき 学習成果の確認(解答・解説) 章末課題解答用紙
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0675-4
判型: A5並
ページ数: 112
ジャンル: その他
刊行年: 2022年3月31日
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