商品の紹介
コアカリキュラムを網羅し、「チーム学校」を機能させる教育相談を目指したテキスト。基礎基本の知識を実践現場で活用しやすいよう、事例を交えつつ丁寧に解説。
●会沢信彦(アイザワ・ノブヒコ) 1965年茨城県水戸市生まれ。筑波大学第一学群人文学類卒業、茨城大学大学院教育研究科修士課程修了、立正大学大学院文学研究科博士課程満期退学。函館大学専任講師を経て、文教大学教育学部教授。明治大学文学部兼任講師、昭和音楽大学非常勤講師、尚絅学院大学非常勤講師。 日本生徒指導学会常任理事・関東支部会代表、NPO法人日本教育カウンセラー協会理事。 主著に『学級担任のためのアドラー心理学』(共編著、図書文化)、『学級経営力を高める教育相談のワザ13』(共編著、学事出版)、『アドラー心理学を活かした学級づくり』(編著、学事出版)など。
【目 次】 第1章 学校における教育相談の意義と課題(会沢信彦) 1 教育相談とは 2 教育相談の種類 3 「人格の成長への援助」における教師の役割 4 「教師の4ぢから」と教育相談 第2章 教育相談に関わる心理学の基礎的な理論(日潟淳子) 1 心理療法とは 2 精神分析の理論による心の理解 3 行動主義心理学の理論による心の理解 4 人間性心理学の理論による心の理解 5 教育相談における心理療法の理論の活用 第3章 学校におけるカウンセリング(桑原千明) 1 学校におけるカウンセリングの特徴 2 学校におけるカウンセリングの対象と担い手 3 学校におけるカウンセリングの方法 4 学校におけるカウンセリングの基礎となるもの: カウンセリング・マインド 第4章 カウンセリングの基本技法(佐藤哲康) 1 学校現場でのカウンセリングとは 2 学校カウンセリングの方法 3 受容的な態度で話を聴く 4 話を引き出す工夫 5 学校カウンセリングの環境と雰囲気づくり 第5章 教育相談におけるアセスメント(大島朗生) 1 アセスメントのための情報収集の基本 2 アセスメントの基本 3 児童生徒の心理アセスメントの基本 4 児童生徒の不適応問題をアセスメントする 5 学校心理学の視点からアセスメントする 第6章 幼児期の発達課題と教育相談(馬場康宏) 1 幼児期の教育相談の意義 2 幼児期の教育の特徴 3 幼稚園における教育相談 4 幼児期の発達特徴 第7章 児童期の発達課題と教育相談(梅津直子) 1 児童期という時期 2 児童期の発達課題 3 児童期の自己の発達 4 児童期の認知の発達 5 児童期の仲間関係の発達 6 道徳性の発達 第8章 思春期・青年期の発達課題と教育相談(遠山久美子) 1 思春期・青年期の発達課題と理解 2 思春期・青年期の揺れと見たて 3 思春期・青年期の教育相談 4 思春期・青年期の現代的課題と教育相談 第9章 いじめ問題への対応(田中將之) 1 いじめとは 2 いじめに備える 3 いじめへの対応 第10章 不登校(園)と教育相談(岩瀧大樹) 1 今日までの不登校 2 不登校の理解に向けて 3 不登校の予防に向けて 4 不登校経験者から学ぶこと 第11章 保護者支援と教育相談(小林麻子) 1 教育相談における保護者とのかかわり 2 コミュニケーション 3 教師と保護者のコミュニケーション 4 援助的なコミュニケーションを使った保護者支援 第12章 学級担任が行う教育相談(原田友毛子) 1 より良いクラスづくりのために 2 「いいとこさがし」ができるしくみづくり 3 集団活動のなかで個別対応をする工夫 第13章 学校全体で進める教育相談(中村正巳) 1 組織的な取り組みの必要性 2 校内組織体制とさまざまな役割 3 チーム支援と校内連携のポイント 4 チーム支援の進め方 第14章 スクールカウンセラー、スクールソーシャルワーカーの役割(亀田秀子) 1 スクールカウンセラー配置の背景とスクールカウンセラーの選考 2 スクールカウンセラーの職務と役割 3 スクールソーシャルワーカー導入の背景と スクールソーシャルワーカーの選考 4 スクールソーシャルワーカーの職務と役割 第15章 専門機関との連携(水國照充) 1 専門機関との連携の意味 2 教育領域の専門機関との連携 3 医療保健領域の専門機関との連携 4 福祉領域の専門機関との連携 5 その他の領域の専門機関との連携 6 より良い連携を図るために
|