商品の紹介
コアカリキュラムに準拠し、教員養成の場で使いやすくなる改訂を行った。教育心理学の重要事項、基礎知識を分かりやすく解説の上、教育現場で生きた知となるよう最新の動向も踏まえ、現場での活用ヒント等も交えながら編纂したバランスの良い入門書。
●柏崎秀子(カシワザキ・ヒデコ) 実践女子大学教職センター教授、臨床発達心理士。 お茶の水女子大学大学院人間文化研究科単位取得退学、日本学術振興会特別研究員、亜細亜大学、東京工業大学を経て、現職。専門教育心理学、言語心理学。 主著『こどばのコミュニケーション:対人関係のレトリック』(ナカニシヤ出版2007年)、『こどばの実験室:心理言語学へのアプローチ』(ブレーン出版2005年)他
【目 次】 序章 教職で心理学を学ぶ意義(柏崎秀子著) 1 ヒトから人へ 2 教育のための心理学として
[第1部 発 達] 第1章 発達の原理(柏崎秀子著) 1 発達とは 2 発達の要因 3 発達の過程 第2章 乳児期の発達(柏崎秀子著) 1 身体・運動機能の発達 2 認知能力の発達 3 対人関係の発達 4 ことばとコミュニケーションの発達 第3章 幼児期の発達(森野美央著) 1 身体・運動機能の発達 2 知的能力の発達 3 社会性・人とのかかわりの発達 第4章 児童期の発達(柏崎秀子著) 1 身体と運動機能の発達 2 知的能力の発達 3 人間関係の発達 4 道徳性の発達 第5章 青年期の発達(道又紀子著) 1 青年期とは 2 身体的発達 3 認知的発達 4 青年期の対人関係 5 自己形成のプロセス 第6章 発達と教育(柏崎秀子著) 1 発達課題 2 発達を促す 3 文化と発達
[第2部 学 習] 第7章 学習の理論@―経験により反応が変わる(宮脇郁著) 1 学習とは 2 古典的条件づけ 3 オペラント条件づけ 第8章 学習の理論A―経験により頭のなかが変わる(宮脇郁著) 1 学習の認知説 2 観察学習 3 効果的な学習を行うには 第9章 学習と記憶(宮脇郁著) 1 さまざまな記憶 2 上手に覚えるには 3 思い出すことと忘れること 第10章 動機づけ―やる気のメカニズム(伊藤崇達著) 1 動機づけとは 2 内発的動機づけと外発的動機づけ 3 動機づけを高めるために 第11章 学力と知能のあらたな観点(三宮真智子著) 1 知能とは何か 2 知能の根幹としてのメタ認知 3 創造性とは何か 第12章 学習指導法(宮脇郁著) 1 さまざまな学習指導法 2 主体的な学びに向けて 3 個に応じた指導 第13章 教育評価(宮脇郁著) 1 教育評価の意義 2 さまざまな種類の評価 3 評価の方法 4 評価の歪み 第14章 学級集団づくり(本多潤子著) 1 学級集団とは 2 教師と生徒との関係 3 学級における仲間関係
[第3部 障 害] 第15章 障害の理解@―特別支援教育を知ろう(長崎勤・仲野真史著) 1 ICFモデルによる障害理解 2 特殊教育から特別支援教育へ 3 障害の種類と概要 第16章 障害の理解A―発達障害の理解と支援(長崎勤・仲野真史著) 1 発達障害の理解 2 よりよい支援、そして教育のために
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