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全員集合!を生み出す6つのリテラシー
石井大一朗編著
霜浦森平編著
藤井多希子・田中求・桑島英理佳・土崎雄祐・徳田太郎著
価格: 2,000円+税
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商品の紹介
人口減少時代の地域づくりに必要な視点と手法を解説。1960年代以降の社会状況に伴う地域づくりの変化をおさえた上で、オープンアクセスな人口データで地域の未来を見通す方法、対話を育むファシリテーション術、主体形成プロセスの技法など、6つのリテラシーを実例をもとに解説。住民自治組織のイノベーションや都市農村交流など最新事例も。章末のQ&Aも必読。
石井大一朗 (宇都宮大学地域デザイン科学部准教授) 霜浦 森平 (高知大学地域協働学部准教授) 藤井多希子(政策人口研究所代表理事) 田中 求 (高知大学地域協働学部講師) 桑島英理佳 (宇都宮大学基盤教育センター特任助教) 土崎 雄祐 (宇都宮大学地域連携教育研究センター特任助教) 徳田 太郎 (日本ファシリテーション協会フェロー)
序 章 地域づくりニューリーダー論 −−だれもが地域づくりの仲間となるために 1 地域づくり先発地、「地方」からの教え 2 地域づくりは課題解決より“主体形成” 3 誰もがリーダーになる、あるいはリーダー不要な時代の地域づくり 4 “対話と協働”の視点から読み解く地域づくりの歴史 5 今、これからの地域づくりのリテラシー −−誰もが地域づくりの仲間となるための6つの視点
第1章 未来を見通す 1 「地域をデータでみる」ことの重要性 2 超高齢・定常的人口減少社会とはどのような社会か 3 地域を知るために人口データの見方を知る 4 人の「対流構造」について考える 5 テーマ別に有効な指標のセット例 6 未来を見通す技術−−未来を創るのは人である 7 おわりに−−人口データを扱うときのコツ 〔もっと知りたい!Q&A @データ分析〕 Q1 日本全体の人口移動の特徴は? Q2 「e-Stat」の500mメッシュとは? Q3 地域の人たちの時間の使い方がわかる統計データはありますか?
第2章 地域資源を捉える 1 地域資源をめぐる近年の動向 2 地域資源としての和紙の特質 3 和紙製造技術の無形文化遺産登録にみる問題点 4 地域のあり方を探るカギとしての地域資源 〔もっと知りたい!Q&AA地域資源〕 Q1 地域資源に欠かせない要素とは? Q2 空き家も地域資源でしょうか? Q3 資源の価値を共有するために必要なことは? Q4 他にも地域資源の事例はありますか?
第3章 プロセスを支える 1 地域づくりは主体形成から始まる 2 住民の主体性を育むための視点 3 地域づくりのプロセスをつくる 〔もっと知りたい!Q&AB地域づくりのプロセス〕 Q1 協働の地域づくりとは? Q2 若者も参加したくなるには? Q3 お金がかかりそう……。
第4章 対話と熟議を育む 1 話しあいのモード―対話/熟議という考え方 2 ワークショップとファシリテーション 3 対話/熟議の「準備」における働きかけ 4 対話/熟議の「進行」における働きかけ 5 さらなる対話/熟議に向けて 〔もっと知りたい!Q&AC対話の場づくり〕 Q1 会議のやり方を変えるには? Q2 字が下手だとファシリテーターはできない? Q3 熟慮の力を鍛えるには?
第5章 組織のかたちをつくる 1 つぶやきを育む地域づくり 2 地域づくり組織とその特徴(趣味・サークル団体、自治会、“法人化する必要性”が訪れるとき、法人の種類:どれを選択するか) 3 新たな展開へ−−誰もが地域経営に参画する地域運営組織 〔もっと知りたい!Q&AD組織のかたち〕 Q1 性格の違う組織が持続的に協働していくためには? Q2 人材育成のプロセスや成果とは? Q3 「地域限定NPO」とはどういうものですか? Q4 地域の意見を集約する難しさをどう乗り越えられるでしょうか?
第6章 都市と農村をつなぐ 1 四万十川流域の農村ツーリズム 2 「四万十すみずみツーリズム」の取り組み 3 「すみずみツーリズム」による地域経済効果 4 農村ツーリズムによる地域づくりの方向性 〔もっと知りたい!Q&AE都市と農村の交流〕 Q1 四万十すみずみツーリズムのきっかけは? Q2 ローカルフードシステムのポイントは? Q3 都市と農村の交流をもっと進めていくには? Q4 農村ツーリズムのコーディネーターに必要なスキルや経験とは?
(コラム) 1-1 合計特殊出生率と人口置換水準 2-1 中小企業地域資源活用促進法 2-2 地域資源は誰のものか 3-1 住民同士のイノベーションを誘発させる 3-2 コミュニティ・ワークショップ 4-1 熟議民主主義 4-2 コミュニティ・オーガナイザー、コニュニティ・デザイナー 4-3 プログラム・デザインとタイムキープ 5-1 人間の欲求 5-2 こんな運営方法も!:世話人方式のメリット 5-3 複数コミュニティへの所属と健康度 5-4 自治会成立の歴史 5-5 地域住民「限定」のNPO法人 5-6 その法人を選んだワケ 5-7 地域運営を行うための新たな法人制度 6-1 「地域経営体」とは 6-2 農村ツーリズムの課題 6-3 農村ツーリズムの動向 6-4 農村ツーリズムに対する意識調査
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0574-0
判型: A5並
ページ数: 208
ジャンル: 社会, その他
刊行年: 20180425
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