福祉文化の協奏 増子勝義著 - 北樹出版の大学教科書

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福祉文化の協奏

福祉文化の協奏
増子勝義
価格: 2,000円+税

商品の紹介

「福祉文化」を「一人ひとりの人間としての人権とQOL、自己実現が保障されるやさしさの文化」「それぞれの文化圏において、福祉の思想がすみずみまで広くゆきとどいた生活のあり様」として捉え、そのありようを国際比較も交えて考察。特にターミナルケアに重点をおき、ケアする側とされる側とのコミュニケーションにも着目する。



第1章 福祉文化研究の方法 
 1.福祉とはなにか?
 2.社会福祉へのアプローチ
第2章 「福祉文化」再考
 1.文化と福祉文化
 2.文化論からみた「福祉文化」
 3.もう1つの文化の定義からみた「福祉文化」
 4.福祉文化概念の構成要素
 5.やさしさの作法
第3章 援助者の価値形成
 1.援助者の価値観
 2.死生観とスピリチュアリティ
 3.スピリチュアルケア
 4.援助者の行動様式 
第4章 コミュニケーションと共感
 1.コミュニケーションとは?
 2.コミュニケーションを支える7つの要素
 3.何が伝わるのか? 
第5章 障がい者とソーシャル・インクルージョン
 1.障がい児との出会い
 2.障がい者の自立
 3.障がいと福祉文化
第6章 高齢社会と介護文化
 1.高齢社会の実像 
 2.ケアの本質
 3.なぜ老人をケアするのか?
 4.各国のケア文化 
  (1)デンマーク
  (2)スウェーデン
  (3)ホステル(オーストラリア) 
 5.「ケアのこころ」と文化
第7章 クオリティ・オブ・ライフと福祉文化の概念
 1.QOLへの注視
 2.QOLとは何か?
 3.QOLを高めるためには
 4.QOLと福祉文化  
第8章 ソーシャルワークの比較文化論
 1.ソーシャルワークの定義
 2.日本の援助職
 3.医療ティーム内におけるソーシャルワーカー
 4.人間の全人的痛み
 5.援助の神髄
 6.援助者の成長のために
第9章 看取りと文化 
 1.ターミナルケアと緩和ケア
 2.看取り
 3.グリーフ
 4.グリーフケア
 5.グリーフワーク
 6.悲嘆者とどのように接するか
第10章 論文の書き方と調査法
 1.「論文」とは?
 2.社会調査とは?
 おわりに

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0529-0
判型: A5
ページ数: 141
ジャンル: 社会
刊行年: 2017年4月20日

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