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調査研究の一連の手順を具体的にわかりやすく解説したハンドブック。 陥りやすいミスも取り上げ、レポート、卒論作成に必携の書。
【心構え編】 第1章 「研究する」ということ 1.「研究」とは何か 2.「研究のしかた」を学ぶ 3.研究を楽しむことが大切 第2章 研究を始める前に知っておくこと 1.研究上のルールとマナー 2.社会調査・計量分析と研究リテラシー
【準備編】 第3章 研究テーマのみつけ方 1.テーマをみつけるきっかけはさまざま 2.日々の生活からテーマをみつける 3.授業のなかからテーマをみつける 4.論文や本のなかからテーマをみつける 5.教員や友人・知人との議論のなかからテーマをみつける 第4章 素朴な疑問を研究上の問いにする 1.研究テーマを解きほぐして取り組むべき研究上の問いをみつける 2.問いの種類 第5章 概念を使って物事を考える 1.概念を使うことは難しくない 2.概念を使うことのメリット 3.研究では複数の概念を組みあわせる 第6章 比較の視点で考える 1.なぜ比較の視点が必要なのか 2.比較の視点で考える方法 3.比較の軸はたくさんある 4.比較するグループ同士の多様性に注意する 第7章 概念仮説から作業仮説へ 1.概念仮説を立てる 2.概念仮説を作業仮説で表現しなおす 第8章 先行研究の探し方 1.先行研究の検討がなぜ必要か 2.先行研究を探しはじめるタイミング 3.先行研究はロートが多で探す 第9章 文献検索の方法 1.文献検索のための情報源 2.文献の探し方 第10章 先行研究が少なすぎる・多すぎる場合には 1.先行研究が少なすぎる場合 2.先行研究が多すぎる場合 第11章 先行研究を批判的に検討する 1.「批判」は怖いことではない 2.先行研究を分析する 第12章 知見をまとめて課題をみつける 1.先行研究の検討に用いた論点ごとに文献を整理する 2.多くの研究で合意が得られている点を明らかにする 3.先行研究間での知見の不一致やすき間を明らかにする 4.知見の不一致やすき間のなかから研究課題をみつける
【調査編】 第13章 調査方法の設定 1.さまざまな質問紙調査の方法 2.どの方法がよいのか 第14章 調査にかかるコストを見積もる 1.調査にかかるコストの中身 2.調査にかけられる予算を見積もる 3.調査にかけられる時間を見積もる 4.調査にかけられる労力を見積もる 第15章 一次分析と二次分析 1.二次分析とは 2.二次分析の意義 3.二次分析の方法と作法 4.一次分析への活かし方 第16章 公的統計を探す 1.マクロデータ検討の重要性 2.トピックごとにみた代表的な公的統計 3.公的統計の探し方 第17章 社会調査データを探す 1.データアーカイブの活用 2.データアーカイブから利用できる代表的な社会調査データ 3.社会調査データの探し方 第18章 調査対象の設定(1):母集団と全数調査・標本調査 1.誰に対して質問するのか 2.全数調査 3.標本調査 第19章 調査対象の設定(2):有意抽出と無作為抽出 1.標本を抽出する 2.有意抽出法 3.無作為抽出法 第20章 調査対象の設定(3):多段抽出と層化抽出 1.母集団が大規模な場合 2.多段抽出法 3.層化抽出法 第21章 質問紙の作成(1):作成の流れと基本的な体裁 1.質問紙を作成する前に 2.回答にかかる時間 3.質問の一般的な流れ 4.質問紙の体裁 第22章 質問紙の作成(2):質問文の検討 1.質問文の作成における注意点 2.キャリーオーバー効果 3.誘導的質問 4.あいまいな言葉や難しい言葉 5.ダブルバーレル質問 第23章 質問紙の作成(3):回答方法の検討 1.選択回答法 2.単一回答法と複数回答法 3.自由回答法 第24章 実査前の準備 1.調査実施に関する申請 2.実査前に準備するもの 第25章 実査と調査票の点検(エディティング) 1.実査中の対応 2.面接調査・留置調査における調査票の点検作業 3.郵送調査などにおける調査票の点検作業 第26章 データ入力 1.データ入力のしかた 2.データ入力の事例 第27章 アフターコーディング 1.アフターコーディングとは 2.コード表が用意されている場合 3.コード表が用意されていない場合 第28章 データクリーニング(1):ファイル比較と単純集計チェック・ 1.データクリーニングとは 2.ファイル比較によるデータクリーニング 3.単純集計チェック 第29章 データクリーニング(2):論理チェック 1.論理チェックとは 2.論理チェックの事例
【分析編】 第30章 Excelで統計分析 1.Excelで統計分析をするには 2.データ分析にあたって 3.デモデータ 第31章 変数・ケースとは 1.データファイルの構造を理解する 2.変数の種類 第32章 量的変数のリコード 1.情報をあえて縮減する理由 2.Excelを用いた量的変数のリコード 第33章 質的変数のリコード 1.必要に応じて質的変数でも意味のあるまとまりを作成する 2.Excelを用いた質的変数のリコードの手順 第34章 合成変数の作成 1.複数の変数を用いた合成変数の作成 2.Excelによる複数の変数を用いた計算 第35章 欠損値の処理 1.欠損値の取り扱いについて 2.Excel上での欠損値処理の仕方 第36章 度数分布表の作成 1.度数分布表の作成と確認 2.Excelによる度数分布表の作成 第37章 代表値をもとめる 1.変数の中心を一言で表すための指標 2.Excel上で代表値をもとめる 第38章 散布度をもとめる 1.データの散らばり具合を数量化する 2.Exel上で散布度をもとめる 第39章 2重クロス集計表の作成 1.2つの質的変数の関係を探る 2.エクセルによる2重クロス集計表の作成 第40章 関連の測度 1.2つの質的変数の関連の強さを表現する 2.エクセルによる関連の測度の計算 第41章 2重クロス表の検定 1.2つの質的変数の関連が母集団に一般化できるかを検証する 2.カイ二乗検定の考え方と手順 3.Excelを用いた検定の実際 第42章 平均値の比較(1):対応のないt検定の方法 1.異なる2つのグループ間での平均値に違いがあるかを検討する 2.対応のないt検定の考え方と手順 3.Excelを用いた検定の実際 第43章 平均値の比較(2):対応のあるt検定の方法 1.同一対象のなかで平均値の比較をおこなう 2.対応のあるt検定の考え方と手順 3.Excelを用いた検定の実際 第44章 相関係数(1):基本的な考え方法 1.2つの量的変数の関連を調べる 2.ピアソンの積率相関係数 3.共分散と相関係数 第45章 相関係数(2):Excelで相関係数の計算 1.相関係数を求める前の準備 2.Excelで相関係数を求める手順 第46章 相関係数(3):相関係数の検定と注意点 1.相関係数の検定 2.相関係数を算出する際の注意 第47章 変数の統制と3重クロス集計表の作成 1.実験データと比べたときの社会調査データの弱点 2.変数の統制とは 3.重クロス集計表作成による実例 4.より多くの変数を統制するには 第48章 重回帰分析(1):基本的な考え方 1.重回帰分析とは 2.重回帰分析の一般式とその意味 3.重回帰分析の具体例 第49章 重回帰分析(2):推定値の求め方 1.推定値を求める際の考え方 2.最小二乗法 3.切片・回帰係数の推定 第50章 重回帰分析(3):決定係数 1.モデルのあてはまりの良さと決定係数 2.自由度調整済み決定係数 第51章 重回帰分析(4):Excelで重回帰分析の手順 1.重回帰分析における変数の加工 2.重回帰分析の実行 第52章 重回帰分析(5)結果の解釈とまとめ方 1.重回帰分析の結果の解釈 2.分析結果のまとめ方 第53章 重回帰分析(6):標準化した変数による重回帰分析 1.重回帰分析における変数の標準化 2.標準化の手順 3.結果の解釈 第54章 重回帰分析(7):ダミー変数を用いた重回帰分析 1.質的変数を独立変数にする 2.ダミー変数の作成 3.結果の解釈 4.基準カテゴリーの設定
【まとめ編】 第55章 レポート・論文のまとめ方 1.レポート・論文全体の流れ 2.書けるところから書く 第56章 文献の引用のしかた 1.文献を引用すること 2.一次資料に当たること 3.信頼できる情報源か 第57章 図表の作成 1.基本は表で示すこと 2.効果的な図の作成 第58章 研究不正をおこなわないために 1.なにが研究不正となるのか 2.eラーニングコースの受講 3.提出前に確認してもらう
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