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保育者のたまご 応援ブックス
新井邦二郎 監修
藤枝静暁編著
安齊順子編著
価格: 1,900円+税
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商品の紹介
保育者の視点から発達を捉える入門書。子どもの発達が具体的に分かるよう事例を豊富に掲載し実践につながるよう編集された好著。第9章「保育現場を支える保育カウンセラー」を追加し、データを更新した最新版。
第1章 保育者のための発達心理学とは 第1節 なぜ発達を理解するのか 1.発達とは何か 2.発達に関わる 3.安全と豊さのための保育 第2節 発達とは 1.発達を方向づけるもの 2.発達の過程 3.発達に関する有名理論 第3節 保育をめぐる最近の話題 1.失われた育ちの問題 2.いろいろな子どもを保育する 3.保護者や地域とともに 第2章 胎児期から新生児期 第1節 受精から誕生まで 1.胎生期とは 2.胎生期の発達 第2節 新生児の発達的特徴 1.反射と五感 2.泣き、喃語、微笑 3.周囲の人とのかかわり 第3節 0歳児の生活リズムと保育 1.授乳 2.排泄 3.睡眠 4.遊び 第4節 0歳児の身体運動機能の発達 第5節 言語発達の基礎 第6節 母子関係の形成 1.新生児と養育者とのかかわり 2.この時期の愛着形成 第7節 親の心理的発達 1.親としての意識 2.育児不安 第3章 乳児期 第1節 1〜3歳という時期 第2節 運動機能の発達 1.全身運動の発達 2.手の運動の発達 第3節 言葉の発達 1.言葉の機能 2.1〜3歳の言葉の発達の流れ 3.言葉の発達に関わる問題 第4節 認知機能の発達 1.感覚運動期の子どもの認知 2.前操作期の子どもの認知 3.前概念的思考と転導推理 第5節 他者とのかかわり 1.愛着とは何か 2.愛着の発達 3.愛着の個人差 4.人間関係の広がり 第6節 身辺自立と自己コントロール 1.身辺自立の確立 2.自分への気づき 3.反抗期と自己コントロール 第7節 1〜3歳の養育・保育に関する最近の話題 1.兵庫レポートと大阪レポートにみる子育て状況の変化 2.アメリカ国立小児保健・人間発達研究所(NICHD)による縦断研究 第4章 幼児期 第1節 集団生活のはじまり 1.園生活を始める 2.遊びを始める 3.保育者をよりどころとして安定する 第2節 遊びの充実が育む心 1.体を十分に使って遊ぶ 2.豊かにイメージを描いたり、実現したりして遊ぶ 3.遊びの幅を広げたり深めたりする 4.挑戦を続けて達成する 5.いろいろな友だち、大勢の友達と協力する 第3節 思考の発達 1.遊びのなかで科学的に思考する 2.経験を活かして遊びを深めたり広げたりする 3.大勢の仲間との恊働で思考する 第4節 言葉の獲得 1.気持ちを表現する言葉とは何か 2.さまざまな事物にふれ、発見の喜びを味わいながら、 獲得されていく言葉 3.遊びと友だちへの関心の広がりと深まりに沿って獲得されていく言葉 4.豊かな言葉との出会いと自由に言葉を使用できる環境のなかで 獲得される言葉 第5節 仲間関係の開始 1.友だちと出会う 2.気の合う友だち、気の合うグループで遊ぶ 3.人間関係を深め、広げ始める 4.人間関係をすすんで広げたり深めたりする 第6節 就学への準備 1.就学するということをどうとらえるか 2.新しい生活環境に向けて 3.意欲的に学習する生活に向けて 4.新しい集団での主体的な生活に向けて 第5章 児童期 第1節 社会性の発達 1.道徳性の発達 2.友人関係 3.社会的問題解決 4.小学生の攻撃性 第2節 動機づけの発達 1.動機づけの発達 第3節 認知機能の発達 1.認知機能 第4節 パーソナリティの発達 1.自己制御能力 2.自己評価 第6章 障害についての基礎と障害のある子どもへの発達支援 第1節 障害とは 1.障害の分類とその特徴 2.乳幼児期と障害 3.障害をどのように考えるか 第2節 障害をもった子どもの保育 1.発達の遅れに気づく 2.障害の状態を知る 3.気になる子と障害 4.障害をもった子とともに 第3節 障害をもった子どもへの発達支援 1.障害をもった子どもをどのように受け止めるか 2.保護者との連携 3.専門機関との連携 4.保幼小連携のあり方 第7章 保護者への支援と関係機関との連携 第1節 保護者への対応・支援 1.保護者同士の関係づくり 2.こころが元気でない保護者への対応 第2節 関係機関との連携 1.関係機関の種類 2.連携の方法 第8章 児童福祉施設での養護 第1節 乳児院 1.乳児院と乳児院で生活する乳幼児 2.乳幼児の生命、健康、発達を保障するために 3.保護者への援助 第2節 児童養護施設 1.児童養護施設とは 2.児童養護施設の子ども 3.子どもたちへの接し方 4.子どもが自立的な生活ができるように 5.一人ひとりのニーズに沿った生活ができるように 6.集団のもつ力を活用しよう 7.家族への援助 第9章 保育現場を支える保育カウンセラー 第1節 保育カウンセラーの役割 1.保育カウンセラーの1日 2.子どもの関節と理解 3.保育者とのコンサルテーション 4.保護者の相談に耳をかたむける 5.外部の療育施設との連携 第2節 保育カウンセラーの必要性 1.保育現場のニーズの高まり 2.社会的ニーズの高まり 第3節 保育者と保育カウンセラーの協働 1.子どもの具体的な情報が役に立つ 2.保育カウンセラーを利用する 第4節 保育カウンセラーの普及と発展に向けて 1.人材を育てる 2.保育カウンセラーの普及を促すためには
〈コラム〉保育者に求められる子ども理解のまなざしと知性 いじめ被害による自死を防ぐためのポイント 保育教諭の創設について DSM5の改訂について
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0525-2
判型: A5並
ページ数: 190
ジャンル: 心理
刊行年: 2017年3月15日
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