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加藤一彦編著
植村勝慶編著
価格: 2,800円+税
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商品の紹介
憲法と現実の矛盾を意識しつつ、そのあるべき姿を初学者に理解できるよう解説、昨今の憲法政治の動向にも対応した。各講のレジュメが要点の把握をたすけ、チェックポイントがさらなるステップアップを促す。新5版では、「新安保法制」の意味について改めて吟味しつつ平和主義の第13講と第14講を全面的に改稿。そのほか最新の最高裁判所判決も踏まえた最新版。
開講 憲法の勉強の仕方 1「学問に王道なし」―憲法の勉強の心構え 2 勉強の道具立て 3 講義の利用法 4 本書の利用の仕方 第1講 憲法とはそもそも何か 1 憲法概念 2 憲法の伝統的な分類 3 憲法の現代的分類 第2講 日本憲法史と日本国憲法の3大原則 1 大日本帝国憲法(明治憲法)の制定とその特質 2 日本国憲法の制定とその基本原理 第3講 人権総論 1 基本的人権の原理 2 基本的人権の主体 3 基本的人権保障の限界 4 個人の尊重および幸福追求権(包括的基本権) 5 国民の基本的義務 第4講 外国人の人権と人権の国際化 1 外国人の人権 2 人権の国際化 第5講 法の下の平等 1 平等思想の歴史 2 日本国憲法の平等規定 3 法の下の平等と差別の禁止 4 平等の現代的課題 第6講 内面の精神的自由 思想・良心・信教・学問の自由 1 思想・良心の自由 2 信教の自由 3 学問の自由 第7講 表現の自由@ 1 表現の自由の意義 2 表現に対する各種の制限 第8講 表現の自由A 1 報道の自由 2 現代社会と表現の自由 3 結社の自由 4 通信の秘密 第9講 経済活動の自由 職業選択の自由と財産権の保障 1 職業選択の自由 2 居住・移転の自由 3 財産権の保障 4 財産権の制約 5 損失補償 第10講 人身の自由 1 人身の自由 2 適正手続の保障 3 刑事手続の概要 4 被疑者の権利 5 被告人の権利と刑事裁判のルール 6 犯罪被害者への配慮 第11講 社会権@ 生存権と環境権 1 社会権の意義と特質 2 生存権 3 環境権 第12講 社会権A 教育権と労働権 1 教育を受ける権利 2 労働基本権 3 公務員の政治的行為の禁止 第13講 平和主義@ 9条の解釈論 1 戦争の違法化 2 憲法9条の意義 3 自衛隊の合違憲論 4 憲法による防衛法制への制約 第14講 平和主義A 自衛隊法制と平和的生存権 1 日米安保条約の合違憲性 2 自衛隊活動の拡大化 3 国家緊急権と非常事態 4 平和的生存権 第15講 国会@ 国会と国民代表 1 権力分立の原理 2 国民代表 第16講 国会A 国会と選挙 1 選挙権・被選挙権の法的性格 2 選挙に関する憲法原則 3 選挙制度 第17講 国会B 国会と議院の権能 1 国会の地位 2 国会の権能 3 議院の権能 4 国会の活動 5 国会議員の地位と権能 第18講 政治・政党・官僚制 1 政党 2 官僚制 3 圧力団体 4 国民による政治監視 第19講 内閣・議院内閣制 1 議院内閣制 2 内閣の構成 3 内閣総理大臣と内閣の権限・責任 4 衆議院の解散 第20講 裁判所@ 司法権の概念と裁判官の独立 1 司法権の概念 2 裁判所の構成 3 裁判官の独立 4 司法制度の課題 5 国民の司法参加と裁判員制度 第21講 裁判所A 違憲審査と憲法訴訟 1 違憲立法審査制の理念と類型 2 日本国憲法下の違憲審査制 3 憲法判断の手法と日本における違憲審査の特徴 第22講 財政 1 財政の基本原則 2 予算 3 会計検査と決算 第23講 地方自治 1 地方自治の本旨 2 団体自治 3 住民自治 4 条例などによる地方自治の実質化 第24講 象徴天皇制 1 象徴天皇制 2 天皇の権能 3 象徴天皇制をめぐる問題 第25講 憲法改正 1 憲法改正 2 憲法改正論の動向 補講 ゼミに入ってからの勉強法 1 新聞・雑誌の利用 2 ゼミでの勉強法
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商品の詳細
ISBN: 978-4-7793-0517-7
判型: A5並
ページ数: 352
ジャンル: 法律
刊行年: 2017年3月15日
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