新生検察官論 加藤康榮著 - 北樹出版の大学教科書

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新生検察官論

新生検察官論
国民の司法参加と検察官の役割
加藤康榮
価格: 3,800円+税

商品の紹介

検察官の役割の歴史と実態ならびに将来像、起訴基準見直し論に対する考察、司法取引法制化の必要性と問題点、「取調べ可視化」の限界と実際論、検察と警察との関係性など、これまであまり論じられてこなかった論点を含め緊要なテーマを取り上げ、今後の検察官の在り方を提示する。司法関係者に限らず「国民の司法参加」を考えるための必読書。



第1章 刑事司法における検察官の役割
 はじめに
 本論考の課題
 刑事法制発展の歴史から学ぶべきこと
 検察官の地位・役割
 管見の整序
 総 括

第2章 起訴基準見直し論に対する一考察
 はじめに
 検察官の公訴権行使の在り方
 起訴基準見直しへの展開
 おわりに

第3章 検察官の適正な公訴権行使と司法取引
 本論考の課題
 司法取引導入の必要性と課題
 公訴権とその運用の歴史
 アメリカ・ドイツにおける司法取引
 司法取引導入の問題点とその検討
 総 括

第4章 「取調べ可視化」の限界について
 はじめに
 取調べの適正確保とその可視化問題
 おわりに

第5章 「検察と警察の関係」について
 本論考の課題
 戦前までの検察と警察の関係史
 現行法の検察と警察の関係
 刑事手続の警察化
 新しい検察官の役割と準司法官論
 総 括

商品の詳細

ISBN: 978-4-7793-0522-1
判型: A5
ページ数: 335
ジャンル: 法律
刊行年: 2017年2月20日

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